一生懸命生きること
「今日、あなたが何気なく過ごした1日は、
誰かにとっては、どんなに願っても迎えられなかった明日かもしれない」
数年前に、佐藤淳也さんから教わった言葉。
すごく深いなぁって思う。
そして、すごく好きな言葉。
時々、思い返して、自分は一生懸命生きているか、自問自答して、軌道修正する。
僕の父親は、癌で亡くなった。
64歳だった。
家族の為だけに一生懸命働いて、自分の事より家族の事を優先して、定年して、母親(僕のおばあちゃん)を看取って、そして、癌になった。
病床の父に、
「退院したら、やりたいことは何?」と聞いた。
父は、
「縁側で、ゆっくり盆栽でも眺めて過ごしたい」と言った。
そんな些細な明日も、父には来なかった。
そんな父の分まで、一生懸命生きようって思った。
後悔しないように。
1度きりの人生、懸命に生きようって思った。
果たして、今日は一生懸命生きてこれたか?
感謝して生きてこれたか?
無駄に時間を浪費してないか?
そういうことを考えてる。